常熱制作日誌

よろずやサークル・常熱大陸の制作日誌です。中の人は蒼屋真澄(Twitter:@masumiaoya)。

大学野球関連での謝罪について

お疲れ様です、蒼屋真澄です。

 

突然ではございますが、ここで謝らなければいけないことがございます。

それは、先の明治神宮大会でのこと。

某大学・某高等学校吹奏楽部の応援に関して「騒音」と厳しく断じました。

また、応援に関して「音の暴力」と厳しく批判をいたしました。

これ以外にも非常に「誹謗中傷ととらえかねない発言」をいたしました。

そのことに関しまして、「応援の多様性を損なうこと」「誹謗中傷ととられかねない発言をした」という2つの理由から謝罪をいたします。

申し訳ございませんでした。

 

そのことをふまえた上で、今回意見ということ(私側の言い分)でお話をします。

今回の大会で某大学は附属高校も含めまして、吹奏楽団を約90名ほど神宮球場へ派遣。それに対し、私は関東の某大学側に座っておりました。

この日は南から吹くこともあり、また、湿度が低かったこともあり、大変音が通っておりました。

そのために、彼らの音が非常にノイジーに感じてしまった、そのように思います。

ですが、私はその音に非常にシビアに反応をしてしまい、怒ってしまいました(今を思えば、他のファンの方もこうした音でかなり激怒をしていた)。

早い話が、習志野市習志野高校でも議論の的となった「美爆音」です。

それに関して、Twitter上で先のような誹謗中傷ともとられかねない言葉をツイートしたというものです。

これに関し、野球だけでなく、比較対象として、Jリーグのこともふまえて話をしました。

大学野球でも、ここまでの音量で応援をすることは非常に稀で、昨年同校を観戦した際には同校の吹奏楽部が地元でのイベントに参加していることもあり、関東には来なかった。今年はそういった事情もなく、上京したこともあり、今回の件となった背景がございます。

私自身、応援に関して、表だって批判をすることは正直ございません。ですが、当該校は相手の選手に対して「攻撃的な応援」をしていた。先述の習志野高校でも同様の話がございましたが、応援は必要。これは私もサッカー・野球・アメフトなど多種多様なカテゴリを観戦し、自分でもプレーをする人間なので、理解をしております。

しかし、今回のような「応援が違う」という言葉に代表される「相手への威嚇」や「威圧」を目的とした応援は応援の本質から大きく外れているように思います。

これは、サッカーでも同じですが、彼らの行っていたことはピッチ場の選手へ向かって拡声器のサイレンを向けるようなことで、断じて許されることではありません。

また、私自身も彼らの威圧的な応援キレてしまった。その時点で私の負けでした。実際、習志野高校の吹奏楽部の監督もそういう狙いがある旨を話していたために批判を浴びていました。ですが、そういったことで「これはおかしい」と思った私の感覚が異端なのかなと試合を終わってしばらくして思ったのです。

そもそも、暴力や威嚇で返してしまったら向こうの思うツボですからね。

ただ単に学生の発表会ならまだしも、今回の場合、6年ぶりで、6年間チームの内紛など艱難辛苦に耐えてきた。そういった思いが私にとって強い思いとしてあった。選手やスタッフ、OBにしても、それは同じです。そういうことがなかったら、今回のようなことはなかったように思います。

結論として、威圧的な応援は応援でありません

応援をするということは選手や愛するものに対して、「少しでもハッピーな気持ちにさせてあげたい」というものです。しかし、こういった大きな音で相手を威嚇することに関して、果たして「ハッピーな気持ちになるのかな」と疑問に思う。それがあるので、私はあのとき、「じゃかあしい」と極めて厳しい言葉を出しました。応援ではなく、それではただ単に相手を攻撃するだけのものとなってしまいます。

私の言葉もそうです。ここで近江商人の言葉を借りますが、応援は受け手よし、する側もよし、第三者側もよしの三方よしでなければいけません。聞いている選手やチームスタッフはもちろん、「応援の輪の中に入りたい」人をその気にさせる、そして、行う側もハッピーになるのがベストです。

今回の私に関しては全てが不幸な結果に終わっていますし、向こうも聞いている人が全員ハッピーとなっていない。それがともに応援として非常によくない状態、それが結論の冒頭に話をした「威嚇的な応援」ではないのかと考えます。

こうしたことに関して、ナーバスになり、誹謗中傷ともとられかねない言葉を発してしまった私に責任があります。そこを本文の冒頭に謝罪としてお話をいたしました。また、先方に関しましても、「相手をナーバスにさせる応援は応援ではない」というのが私の見解でございます。

 

長文となりましたが、私自身、昨年の「修羅場」や「冊数が少ない」ことでの一件に続き、不徳の致すところでございます。私自身の了見のなさ余裕のなさがこうした件を引き起こしていると考えております。

今回のことに関しましては、相手方や今回のことで傷つかれた方に関しましてはこの場を借りまして、お詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

 

2018年11月16日

常熱大陸 代表 蒼屋真澄

 

11月17日追記:私自身傷つける意図は本心ございませんでした。ですが、意図的な「攻撃的応援」もございまして、強く反応してしまったという経緯がございます。今後は同様の事象がございましたら、十二分に配慮をいたしますので、よろしくお願いいたします。